住まいの外に目を向けること
New

自分たちの老後の住まいを考えることについて

住まいの外に目を向けること 家を買うという一世一代のチャンスが得られたら、何はなくとも住みやすさ優先で住まい選びをしたい、と思うでしょう。住みやすさというのは年代によって違ってくるもので、若いうちなら階段で2階だけでなく3階まで上っても、一向に平気です。けれども家とは長い付き合いになりますから、若かった自分もいずれは年を取って衰えていきます。家もそれに伴って老朽化していきますから、3階建てを維持できるかどうかわかりません。子供がいれば、それぞれから、部屋を作ってほしい、とせがまれるため、できるだけ間取りの多い家ということになると思いますが、老後を考えるとそれもどうかと思えてきます。

昔はひとつの部屋を兄弟姉妹で分けあうのが当たり前でした。時には家族で分けあうこともありましたが、今は個人を尊重する時代になりましたから、どうしても子供部屋を、ということになるのでしょう。そこをあえて子供がいても小さめの部屋の二階建てということにしておけば、老後が楽になると思います。夫婦だけの老後の暮らしに3階部分はもはや無用でしょうし、家の修繕費用も少なくて済みます。住みやすさを実感するのは老後であったとしても、子供のためでなく自分たちのために買うと思えば、それもひとつの選択肢ではないでしょうか。

おすすめ情報

Copyright (C)2023住まいの外に目を向けること.All rights reserved.